ミスタードーナツに限らず、マクドナルドを筆頭に外食産業が海外へ進出する場合、その国の地域に合わせた商品を展開する場合が多い。
それは、もちろん嗜好性の違いから来るものであるが、実は嗜好性というのは移り変わり行くもので、本当は他国で売れているもの、もしくは本国の人が他国へ旅行した際に、購入する頻度が高い商品などは実験的に本国でも販売してもいいのではないかと思うのですが、あまり見かけませんよね。
多分にこれは、女性を主にターゲットにしているからだと思います。コンビニなどではよく見られますが、昔よく買っていた、周りも好きだったのに、ふと見ると、商品がこの世から消えていたなんてことはありますよね。
もちろん、単純に飽きることがありますが、同じものをずっと購入していること、使うこと、持つ事がかっこ悪い、いや、常に新しいものを持っていること、知っていることがかっこいいという風潮のせいでしょうか。
その風潮を作り出した張本人達は、今新しいものを作るのに悪戦苦闘していますよね。まさしく、負のスパイラルです。
もう少し、視点を変えて、嗜好性の横幅を広げれば良いのではないかと思うのですが・・・
かなり昔(まだ純粋な時代)、初めて海外旅行で香港に行き、マクドナルドに行ったときにパイナップルパイが売っていて(最近は分かりませんが)、軽く衝撃がありました。アップルパイ以外にもパイがあったのか

試しに買ってみたら、それはもう、アップルパイしか知らない自分にはパイナップルパイがとてもおいしく、こんなんでさすが海外だなーと笑
これを何で日本で売らないのかと今でも思っています。いや、むしろ梨などコンポートでおいしいモノなら他にもあるだろうと。。。 国によって食材の仕入れ原価が変わりますので、一概に全部同じにはできません。しかし、他にもできることはあるのではないかと・・・
アップルパイともう1つ・・(同じサイズ/箱/形で)
また、そういったものを求めに行く、出会うのが海外店舗での楽しみでもあるかもしれませんが・・・
新商品だけではなく、商品交流が他国食文化との交流に繫がり、その国の人達は、こんな味が好きなのかと多くの人が感じ、新たな知への欲求に繫がったりするんだと思います。
もう、流行の香辛料のかけ過ぎで、お腹一杯です
